坂井真紀の結婚後初の主演映画!男性二人と同居する『スープ・オペラ』原作は阿川佐和子
先日の結婚式でのツイッター実況も話題になった女優の坂井真紀が、阿川佐和子の同名小説が原作の映画『スープ・オペラ』で、結婚後初の主演を務めることが決定した。
映画『スープ・オペラ』は35歳独身の主人公ルイが、女手ひとつで育ててくれた叔母の突然の結婚によって一人暮らしを余儀なくされ、ひょんなことからモテモテの初老男性トニーと年下で気弱な康介と同居することになるという、三人の奇妙な生活を描いた作品。
映画『いつか読書する日』の青木研次が脚本化し、映画『イキガミ』や『犯人に告ぐ』の瀧本智行監督がメガホンを取る。
出演陣は主人公ルイを演じる坂井真紀のほかに、映画『愛のむきだし』で鮮烈な演技を披露した若手の西島隆弘や藤竜也、加賀まりこ、余貴美子、萩原聖人といったベテラン勢が脇を固めており、物語に彩りを添えている。
主演の坂井は本作で主人公のルイを演じるにあたって「この映画で、『孤独』というものと初めて向き合ったかのような体験をしました。どういうことだ? と考えましたところ、それは、きっとルイの心が「裸」だからなんだろうなと、演じている中で思ったのです」と、役柄について語っている。
また、原作者の阿川佐和子は映画化について「この風変わりな登場人物たちを取り巻くいとおしい空気が映画になって、こんな魅力あふれる家の中で、光や音や色と共によみがえりました」とコメントしている。
人妻となりますます脂の乗った坂井が、どのように自然体のルイを演じるか楽しみな作品だ。
映画『スープ・オペラ』は2010年秋、全国公開