岩井俊二監督の新作にアカデミー賞主演女優賞に最年少でノミネートされ16歳で妊娠した美女が出演
岩井俊二監督の新作『バンパイア / Vampire』(原題)に、『クジラの島の少女』でアカデミー賞主演女優賞に、最年少でノミネートされたケイシャ・キャッスル=ヒューズが出演することがわかった。ケイシャ・キャッスル=ヒューズは16歳で未婚の母になったことでも注目を集めた。彼女のほかに、『追撃者』のレイチェル・リー・クック、「ヤング・スーパーマン」シリーズのクリスティン・クルックらも加わり、すでに出演が決定している『死ぬまでにしたい10のこと』のアマンダ・プラマー、『メンタル:癒しのカルテ』のトレヴァー・モーガン、さらに日本から出演している蒼井優も含め、興味深いキャスティングとなった。
同作は、教師が、自殺願望のある女性をターゲットに襲う吸血鬼映画。岩井俊二監督の作品は『リリイ・シュシュのすべて』(米題『All About Lilly Chou Chou』)がアメリカでも高い評価を受けていて、最近ではアンサンブル・ラブストーリーとなった『ニューヨーク、アイラブユー』にも監督の一人として参加していた。ちなみに、この新作『バンパイア / Vampire』(原題)が岩井俊二監督にとって、初めての全編英語長編作品になっている。撮影は先週からカナダのバンクーバーで開始され、2011年の公開を予定している。