『パイレーツ4』日本人キャスト松崎悠希、ホームレスからの大逆転!単身アメリカでチャレンジ続ける
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの4作目、映画『パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン: オン・ストレンジャー・タイヅ / Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』(原題)へ、海賊の一人として出演が決まったと報じられている日本人、松崎悠希にコンタクトを取ることができた。
今回の抜てきに関して、「このような大作に関われることを、光栄に思っています。シリーズのイメージを壊さないよう、日本の方々にも満足して頂ける海賊を、全身全霊をかけて、演じていきたいと思います。とにかく死ぬ気で頑張ってきます!」とコメントを寄せていた松崎。今回のコンタクトに対して、「まだ撮影前なので、守秘義務により、残念ながら、これ以上の情報は出すことができません。どうぞ、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます」とやはり人気超大作だけにネタバレに関しては管理が徹底されているようだ。
そんな松崎は、「世界的な映画俳優になりたい」と甚平に草履という姿で単身アメリカへ旅立ったチャレンジャー。ニューヨークのユースホステルで全財産を盗まれ、ホームレスになった彼だが、それでも夢はあきらめなかった。ホームレスの施設に入り、ニューヨークの中心、「タイムズスクエア」の一角で、日本の童謡を歌ってお金を稼いでいたという。
その後、B級アクション映画にキャスティングされたのをきっかけにハリウッドに移り住み、そこで舞台に出演する傍らオーディションを受け続け、映画『ラスト サムライ』『硫黄島からの手紙』、テレビドラマ「HEROES/ヒーローズ」と次々とハリウッドでのチャンスをつかんできた。そして今回、ついに大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ4作目にキャスティングされたというわけだ。
まさに男版シンデレラストーリーを地で行く松崎の経歴には、「わたしたちもあきらめずに努力を続ければ、夢をつかめるかもしれない」と勇気を与えられる。最後に、もう少し時間が経てば、「もしかしたらもう少し(役名などの)情報をお出しできるかもしれません……」と付け足してくれた松崎。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』での彼の姿、今後の彼の活躍に注目が集まる。
映画『パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン: オン・ストレンジャー・タイヅ / Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』は、アメリカでは約1年後、2011年5月20日に公開される予定。スケジュールの調整ができなかったシリーズを通して監督を務めてきたゴア・ヴァービンスキーに代わり、映画『シカゴ』『NINE』のロブ・マーシャルがメガホンを取ることが決まっている。