マイリー・サイラス、人気コミック「タンク・ガール」実写版へ！アクションに挑戦か?

　アメリカで大人気のティーン・アイドル、マイリー・サイラスが、イギリスでカルト的な人気を博したコミック「タンク・ガール」の実写映画作品への出演交渉中であることがわかった。

　コミック「タンク・ガール」は、砂漠化が進んだ近未来の世界。愛用のタンク（戦車）を乗り回すモヒカン・ヘアのキュートなヒロイン、タンク・ガールことレベッカは、飛行機エンジニアのジェット・ガールと共に、資源を独占するウォーター＆パワー社の悪徳社長ケスリーに戦いを挑むというストーリー。痛快なアクションと全編に流れるオルタナティブ・ロックが魅力の作品だ。

　実は1995年にも、ロリ・ペティやナオミ・ワッツ等の出演で映画化されている本作。このときは興行的に最悪の結果をもたらしたといういわくつきの作品だ。原作者のアラン・マーティンとジェイミー・ヒューレットは、このオリジナル作品の仕上がりにはだいぶ不満を持っているようで、彼らがクリエイティブの面で新作にかかわることがなければ、製作始動は難しいとのこと。

　しかし、そんな映画にマイリーが参加したいと思っている理由には「これまでいろいろ成し遂げてきたにもかかわらず、まだわたしが若い（17歳である）ことを理由に、人々からはわたしは不まじめに見られていると感じているの。この作品を通して、そんな偏見が変わったら良いと思っているわ」と以前にコメントを残している。また最近のラジオ・インタビューでは、自身の祖母が62歳で大学に戻ったことから、「大学にはいつでも通えると思っているので、今は仕事に集中したい」とも語っており、そろそろ脱アイドルを計画しているのだろうか？