映画『ホビット』の映画化が危ない!? デル・トロ監督が離脱!!
映画『ロード・オブ・ザ・リング』前章にあたるJ・R・R・トールキン原作「ホビットの冒険」を、ピーター・ジャクソン製作、ギレルモ・デル・トロ監督で映画化が進んでいたが、スケジュールの都合からデル・トロ監督がチームから離脱したことが明らかとなった。
映画『ホビット』(原題)は、公開日も2012年の12月と公開されており、『ロード・オブ~』のキャストからガンダルフ役のイアン・マッケランの続投が決定しているなど、順調に進んでいたと思われていただけに、今回のデル・トロ監督の離脱はまさに、寝耳に水。今回、デル・トロ監督がチームを去ることになった経緯は大幅なスケジュールの遅れと言われている。
監督は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』を超えるほどの素晴らしい作品を作ろうと自身の家族と共に、撮影現場となるニュージーランドに引越して撮影に備えていたほど、映画に入れ込んでいた。しかしなかなか進まない制作にこのままでは、ほかの監督業に支障が出ると判断、デル・トロ監督は「このプロジェクトは魅力にあふれているが、このままでは自分にも映画にも中途半端になってしまう」と苦渋の決断だったことを明かし、「今はただ作品が素晴らしいものになることを祈っています。今後は後任の監督にスムーズに引き継げるようにしたい」と盟友、ピーター・ジャクソンに敬意を払ってコメントしている。