『不都合な真実』アメリカ元副大統領アル・ゴアが40年間連れ添った妻と別居
映画『不都合な真実』への出演でも有名なアメリカの元副大統領アル・ゴアが、40年間連れ添った妻ディッパー・ゴアことメアリー・エリザベス・アチソン・ゴアと別居したことがゴアが友人らに送ったメールから明らかになった。
E!オンラインによると、ゴアのスポークスマンはそのメールがゴアから送信されたことが事実であると公表した。メールはゴアから複数の知人に送られており、内容には「別居はわれわれがお互いに長い間、慎重に考えて出した結論です。われわれと家族のプライバシーにご配慮ください。これ以上のことをコメントするつもりはありません」と書かれていたらしい。
アル・ゴアとディッパーの二人は高校のときのダンスパーティーで知り合い結婚。4人の子どもがいる。当時6歳の息子アルバートが交通事故で瀕死の重傷を負ったとき、大統領立候補者の一人として活動していたゴアは息子の回復のために活動を中断。そのときに書いた環境保護を訴える本がベストセラーになった。さらにゴアは2006年にドキュメンタリー映画『不都合な真実』に出演し、世界中に地球温暖化の警告を声高に訴えた。『不都合な真実』は第79回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したほか、2007年には地球温暖化についての公演活動などが認められノーベル平和賞を受賞している。