櫻井翔と宮崎あおいが“相思相愛”夫婦役に!ベストセラー小説「神様のカルテ」が映画化!
2010年本屋大賞2位の傑作ベストセラー同名小説を映画化した映画『神様のカルテ』の製作が決定し、嵐の櫻井翔が主役の内科医を、宮崎あおいがその妻を演じることがわかった。
原作は現役医師、夏川草介氏のデビュー作で、第10回小学館文庫小説大賞を受賞し、先日発表された本屋大賞でも2位に選ばれたベストセラー小説。昨年8月の発売と同時に話題となり、現在累計発行部数も30万部に達する勢いとなっている。美しい自然に囲まれる信州を舞台に、地方医療の現実に立ち向かう一人の若者が、さまざまな人物と触れ合う中で、内科医としての生き方を見つけて本物の医師になっていくまでの成長過程を描いている。櫻井が演じるのは、プライベートでは夏目漱石好きで、愛妻家という内科医、栗原一止(くりはらいちと)。そして、宮崎が演じるのは、可憐(かれん)な魅力を持つ妻であると同時に信念を持った山岳写真家、栗原榛名(くりはらはるな)だ。監督は、映画『60歳のラブレター』で注目された邦画界注目の俊英、深川栄洋が務め、脚本は、連続テレビドラマ「ブラックジャックによろしく」「チーム・バチスタの栄光」「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」と医療ドラマを手掛けてきた後藤法子が務める。
櫻井は、「夏川草介さんから紡がれた、『神様のカルテ』。病院で、下宿先で、また夫婦二人で。それぞれのエピソードで、不意に胸を鷲掴み(わしづかみ)にされ、涙腺を刺激されました」と原作に心を打たれたことを明かし、宮崎との共演についても、「初共演となりますが、柔らかな雰囲気をまとう、宮崎あおいさんと共に、愛にあふれる温かな夫婦像を作っていけたらと思います」とコメント。宮崎も、「櫻井翔さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、『一さん』と『榛名』のお互いに支え合う姿をきちんと作っていけたらと思っています」と応え、共にその共演を楽しみにしているようだ。
撮影は、原作の舞台であり映像的にも見せ場となる美しい長野県松本でのロケーションや東宝スタジオで、9月から11月にかけて行われ、来年前半の完成を目指している。
映画『神様のカルテ』は2011年公開予定