トム・クルーズ演じる太めで、髪の毛の薄い高慢な男「レス・グロスマン」映画の製作が正式発表!
先日開催された、MTVムービー・アワーズの授賞式にも登場した、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でトム・クルーズが演じた髪の毛の薄い太めの映画プロデューサー「レス・グロスマン」の映画が製作されることが正式発表された。
6月9日(日本時間10日)に、パラマウント・ピクチャーズとMTVフィルムズが発表したプレスリリースは、「メガプロデューサーである、レス・グロスマンを描く映画を製作することを発表いたします」という文章から始まり、あくまでもレス・グロスマンが、実在の敏腕プロデューサーであるように書かれている。
「メガプロデューサーとして知られるグロスマンは、最近では、ロバート・パティンソンとテイラー・ロートナーという有名タレントたちに忠告を与えていました」とMTVムービー・アワーズのCMでの共演についても触れられ、「2008年には、ベン・スティラー監督のコメディー映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』において、グロスマン自身の役でカメオ出演を果たしています」と紹介されている。
本作にも関わるベンは、「彼と一緒に仕事が出来ることを光栄に思います」とコメントし、脚本に関して尋ねられたグロスマンは「わたしの偉大な親友であるカーク・ラザラスの言葉を引用すると、脚本は読まない、脚本が俺を読むんだ」と『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でロバート・ダウニー・Jrが演じた役柄のセリフを述べている。
最後まで、レス・グロスマンを実在の人物として、ユーモアたっぷりに紹介したプレスリリースは、トム・クルーズがグロスマン役として出演交渉中であると書いている。
「レス・グロスマン」の映画は、現在のところタイトル未定で、トムが引き続きグロスマンを演じ、脚本はマイケル・バコールが執筆し、トムとベン、スチュアート・コーンフェルドがプロデューサーとして参加する。『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』の監督であるベンが再びメガホンを取るのかは明らかにされていないが、ベンが「レス・グロスマン」の映画にも出演するのは間違いないだろう。ジャック・ブラック演じるおならスターのジェフ・ポートノイ、ロバートが演じた演技派俳優カーク・ラザラスの出演も期待されるところだ。