AKB48小野恵令奈、30男を惑わす中学生の小悪魔キャラを演じ将来は「乞うご期待」!?
20日、渋谷シアターTSUTAYAにて、映画『さんかく』完成披露試写会が行われ、主演の高岡蒼甫、小野恵令奈、田畑智子、そして吉田恵輔監督が登壇した。
先ごろ行われ大きな話題となったAKB選抜総選挙では15位、そして今作で姉の恋人である30代の男を惑わす中学生として、高岡と田畑という二人の先輩役者を前に堂々とした小悪魔演技を披露しているAKB48の小野。自分が演じた桃というキャラクターについて「クラスにひとりはいる、自分のかわいいポイントを知っていて、それをうまく使いこなす子。わたしは自分からなかなかアプローチできないのであこがれます」と自身とは異なるキャラだとコメント。しかし実際の役作りは楽だったそうで「台本を読んだら、役がすっと自然に入って後はうまくこなせた。(小悪魔キャラを)自然に演じることができた自分が怖いです(笑)」と今回の演技をきっかけに自身の中の小悪魔要素に開眼した様子で「わたしの将来はどうなるか、乞うご期待、ですね(笑)」とちゃめっ気たっぷりに語った。
そんな小野が演じる桃というキャラクターについて監督は「危ないおじさんの妄想が生んだキャラクターです(笑)」と告白。ちなみに、そんな桃に翻弄(ほんろう)される、高岡演じる主人公のダメ男は監督自身だそう。さらに倦怠期を迎えながらその男と付き合っている、田畑演じる彼女は「今まで自分が付き合ってきた彼女のダメな部分を集めたキャラクターです」などと監督には珍しいぶっちゃけトークを連発し、映画を観終えたばかりの観客を沸かせ続けていた。
『さんかく』は倦怠(けんたい)期を迎えたカップルの部屋に、かわいく気まぐれな彼女の妹が転がり込み、恋の三角関係に発展していくラブコメディー。ダメな大人たちと大人になりかけの少女が織り成す、切なく痛い恋愛ドラマが共感たっぷりに描かれる。
映画『さんかく』は6月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷、テアトルダイヤほかにて全国順次公開