『ポセイドン・アドベンチャー』ロナルド・ニーム監督、99歳で死去
『ポセイドン・アドベンチャー』などで知られるイギリスの監督、ロナルド・ニーム氏が99歳で死去した。
ニューヨーク・タイムズによるとニーム監督は水曜日にシダース・シナイ・メディカルセンターで息を引き取ったとのこと。ニーム監督は5月、転倒して足を負傷、手術をしたがその後健康状態が悪化したという。
ニーム監督はヒッチコック監督の『ゆすり』(日本未公開)のアシスタントカメラマンとして映画業界に入り、『ミス・ブロディの青春』など数々の映画で評価され、1972年に製作されたジーン・ハックマンがスコット牧師を演じ世界的大ヒットを記録した『ポセイドン・アドベンチャー』の監督を務めた。
1996年には長年にわたる映画産業への功績をたたえられ大英帝国勲章も受章している。