「AKIRA」実写版映画ただいま製作中!『ザ・ウォーカー』のヒューズ監督が明言!
アカデミー賞俳優のデンゼル・ワシントンと名優ゲイリー・オールドマンが初共演するサスペンス・アクション映画『ザ・ウォーカー』のアルバート・ヒューズ監督が、自らの手によって大友克洋のマンガ「AKIRA」の実写化を現在製作中だと明言した。
以前からアルバート・ヒューズとアレン・ヒューズのヒューズ兄弟が実写版「AKIRA」の監督に決定かというニュースは流れていたが、スタジオから正式な発表はなかった。だが今回、アルバート・ヒューズ監督本人が認めたことでうわさが事実であることが明らかになった。
アルバート・ヒューズ監督はインタビューで「次は『AKIRA』だよ。今ちょうど、ストーリーボードとプロットを書いていて忙しいんだ」とプロジェクトに着手していることを認めた。監督自身、「1994年にレーザーディスクで観て以来のファン」と言うだけあって、こだわりは相当のもの。練りに練ったアイディアで世界中を驚かせてくれることは間違いない。
映画『マトリックス』シリーズのジョエル・シルヴァーが製作を務め、ヒューズ兄弟が監督を務める大作『ザ・ウォーカー』は先週末に公開され、勝新太郎の『座頭市』からインスピレーションを得たという殺陣が話題になっている作品。スタイリッシュな映像美は実写版「AKIRA」を監督するにはこれ以上ないほどの人材であることを証明している。「AKIRA」はヒューズ監督のルーツともいえる作品だけに、よくよく観れば『ザ・ウォーカー』の中にも影響が観られるかもしれない。「AKIRA」はこれまで何度もお蔵入りになってきた実写化企画だけに、具体的に監督が製作進行中であることがわかり、ファンは一安心だろう。キャスティングなどはまだまだ先の話だが、長年温められてきたプロジェクトが徐々にその姿を現しつつある。
映画『ザ・ウォーカー』は現在公開中