清楚な美人女優、デビュー作で恐ろしい濡れ場に初チャレンジ!これが前売り即完売の人気のスコッティシュホラー!
第64回エジンバラ国際映画祭で、アイリッシュ/スコッティシュホラーとして、開幕前にチケットが売り切れる人気となった『アウトキャスト』(原題)で、ヒロインを演じているハンナ・スタンブリッジに話を聞いた。
舞台から出発したスタンブリッジは、映画デビューとなる本作で濡れ場にもチャレンジしている。映画中ではムッチリした肢体を披露しているが、インタビュー時はだいぶスリムになっていた。「体をこわして、やせちゃったの。でも、今は回復途中だから、戻ると思うわ。いつもポッチャリだったから、おっぱいが恋しいわ」と笑う。スタンブリッジが24歳、相手役のニール・ブルトンが20歳と、みずみずしい2人の絡みが、興奮と同時に恐怖を招いてしまう。2人の親世代から始まる、黒魔術が絡むおどろおどろしいストーリーを、舞台となっているエジンバラの古い町並みが盛り上げる。
次は舞台が控えているが、今は経験したばかりの映画が興味深いという。「舞台はストーリー通り、順を追って進むけど、映画は違うでしょ? あっちを撮ったり、こっちを撮ったりで、そのたびにその状況の役にならなくてはいけない。すごくエネルギーを使うけど、面白いわ」「待ち時間も長いけど、それでさえ、今、撮影所にいるんだと思うとワクワクするわ」と目を輝かせる。
スタンブリッジとブルトンのカップルに加え、キーパーソンとなるのが北アイルランド出身の俳優ジェームズ・ネスビットだ。ウディ・アレン監督映画などにも出演しているほか、テレビでも御馴染みの顔で、イギリスで最も親しまれている俳優の1人だ。「だた、居るだけで、役になってるの。すごいわ」と共演が良い経験となったらしいスタンブリッジは、ネスビットが大のゴルフ好きであることも教えてくれた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)