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宮崎駿も感動で涙!ジブリ新作映画『借りぐらしのアリエッティ』が完成!カオナシのモデル米林監督が人生初の囲み取材に!

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一番左が「カオナシ」のモデル!?米林宏昌監督-ほか左から神木隆之介、志田未来、セシル・コルベル、鈴木敏夫プロデューサー
一番左が「カオナシ」のモデル!?米林宏昌監督-ほか左から神木隆之介、志田未来、セシル・コルベル、鈴木敏夫プロデューサー

 スタジオジブリの新作映画『借りぐらしのアリエッティ』のヒット祈願イベントが1日、東京・港区の増上寺で行われ、これまでベールに包まれていた新人監督・米林宏昌監督が公の場所に初登場した。

映画『借りぐらしのアリエッティ』写真ギャラリー

 30代の米林監督は「ジブリで一番うまいアニメーター」として知られる存在で、今回が初メガホン。ちなみにジブリ史上最年少監督である。昨年12月の東宝ラインナップ発表会で、米林監督の抜てきが発表されていたが、宮崎駿監督が「監督は作品にメッセージを込めるべき。完成前からベラベラしゃべるもんじゃない」と発表会にビデオメッセージを寄せたこともあり、これまで米林監督の顔写真がスタジオジブリから公表されることはなかった。そして今回、めでたく本作が完成したことを機に、米林監督を本邦初公開。鈴木敏夫プロデューサーが、「実は(映画『千と千尋の神隠し』に登場する)カオナシのモデルなんだよ」と明かし、取材陣を驚かせる場面もあった。

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 米林監督は人生初の囲み取材に緊張しながら、「初めてのことばかりで戸惑うこともあったが、何とか完成しました」と報告。鈴木プロデューサーは「本当によく頑張ってくれた。宮崎駿が『おれ、泣いちゃった』って感動していた」と米林監督をねぎらった。また、本作で声優デビューを果たしたアリエッティ役の志田未来は、「声の仕事は初めてなので緊張していた。最初、米林監督はちょっと怖い人なのかなと思ったが、とても優しかった」とコメント。映画『ハウルの動く城』以来のジブリ作品への出演となった神木隆之介は、「会った瞬間、『あっ、カオナシだ』って」と思わず感激したと語った。

 『借りぐらしのアリエッティ』はメアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」をもとに、宮崎駿が企画・脚本を手掛けたスタジオジブリ最新作。舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移し、古い家の台所の下に暮らす小人・アリエッティとその家族の物語が展開する。先日行われたマスコミ向けの完成披露試写会でも「新しいジブリの始まり」と好意的な意見を多く集めている。

映画『借りぐらしのアリエッティ』は7月17日より全国公開

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