今年の東京国際映画祭の審査委員長が決定!世界的な巨匠ニール・ジョーダン監督に
第23回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員長を、映画『クライング・ゲーム』や『プルートで朝食を』のニール・ジョーダン監督が務めることが明らかになった。
アイルランド出身のジョーダン監督は、映画『クライング・ゲーム』でアカデミー脚本賞、映画『マイケル・コリンズ』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、映画『ブッチャー・ボーイ』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞するなど、世界で認められている監督の一人。小説家としてキャリアをスタートし、デビュー作「チュニジアの夜」は日本でも翻訳出版されるなど評価は高い。
東京国際映画祭は、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭などと同様、国際映画製作者連盟公認の映画祭で、今年は10月23日より開催される。
今年行われ、ティム・バートン監督が審査委員長を務めたカンヌ映画祭では選考の際にファンタジー要素を重視したように、グランプリに選ばれる作品には審査委員長の好みが反映されることが多い。歴史的英雄を扱ったハリウッド大作から寓話的な作品まで幅広く手掛けるジョーダン監督はどのような作品をグランプリに選ぶのか、楽しみだ。