二宮和也、女性になったら「出産したい!」と即答
よしながふみの人気コミックを原作にした映画『大奥』のクランクアップ報告会見が5日、都内で行われ、主演の二宮和也、柴咲コウ、堀北真希、大倉忠義、中村蒼、玉木宏、和久井映見、阿部サダヲらキャスト陣が勢ぞろいした。
映画『硫黄島からの手紙』以来の映画出演となる二宮は、本作のユニークな設定に「ジャニーズ(事務所)は男女逆転大奥みたいなもの。設定そのものは受け入れやすかった」と語り、場内を笑いで包み、「もし女性になったら?」と質問されると「出産したいです!」と即答。中村との男性同士のキスシーンは「柔らかくて温かかった」とまんざらでもない表情を浮かべていた。
一方、女将軍・徳川吉宗を演じた柴咲は、「将軍というものはおびえてはいけない。撮影中も反省しつつ、振り返ったりせず、突き進む意気込みだった」とコメント。共演した二宮については「とても気さくで、敷居が低い方」と語り、隣に座る二宮を苦笑いさせる場面も。美形男子に囲まれるという役柄に、「最初は暑苦しいのかと思ったが、皆さんきれいなお顔立ちなので、さわやかでした」と振り返った。
『大奥』は謎の疫病により男の人口が激減し、男女の役割が逆転した江戸時代、一人の将軍に3,000人の美男が仕えるという大奥を舞台に野望と愛憎を描いた歴史絵巻。子孫を残す宝として、男たちが大切に育てられる女子禁制の園で、出世を遂げようとする水野祐之進(二宮)の運命を描く。
映画『大奥』は10月1日より丸の内ピカデリーほか全国公開