新スパイダーマンがついに決定!26歳アンドリュー・ガーフィールド!発表直前「そんなの初耳だよ!」と演技力示す
メキシコのカンクンで、ソニー・ピクチャーズが、映画『スパイダーマン』シリーズで新たにスパイダーマンことピーター・パーカーを演じるキャストを発表した。
その名は、アンドリュー・ガーフィールド。映画『大いなる陰謀』でロバート・レッドフォードの教え子役として注目を集め、『BOY A』の主人公で英国アカデミー賞主演男優賞受賞。最近では『Dr.パルナサスの鏡』にも出演したガーフィールドは、ロサンゼルス出身の26歳。デヴィッド・フィンチャー監督の新作映画『ザ・ソーシャル・ネットワーク』(原題)(全米10月、日本は2011年1月公開予定)でも、主人公の運命を客観的に見つめる役を好演している。
実はこの発表に先立って行われた『ザ・ソーシャル・ネットワーク』(原題)に関するインタビューで、ガーフィールドは「次期スパイダーマンの候補に挙がっているが」という質問に対し、「そんなの初耳だよ!」と驚いた表情を見せた。もちろんその時点で打診は受けていたはずだが、驚きの表情があまりに真剣だったので、このインタビューは結局、彼の演技力を証明することになった。
プロデューサーのアヴィ・アラッドは、「『スパイダーマン』の伝説を維持するために、知的で繊細で、クールなピーターを探していたところ、われわれは完ぺきなキャストを発見した。アンドリューは観客を笑わせ、感動させ、勇気を与えてくれると確信している」と自信たっぷりのコメントを発表。ちなみにガーフィールド以外では、映画『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベルや、『ダレン・シャン』のジョシュ・ハッチャーソンらが最終候補として名前が挙がっていた。監督は『(500)日のサマー』のマーク・ウェブが務め、新たに幕を開ける「スパイダーマン」シリーズ。2012年の公開が待たれる。(取材・文/斉藤博昭)
『スパイダーマン』最新作は2012年7月公開予定