劇団ひとりが、妻・大沢あかねに続いて「シュレック」に参戦決定!
ドリームワークス製作の大ヒットアニメ映画『シュレック』シリーズ最新作にして最終作の映画『シュレック フォーエバー』だが、日本吹き替え版は前作までの濱田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人ら豪華声優陣に加え、劇団ひとりも参加することが明らかになった。
前作『シュレック3』で妻の大沢あかねが声優として参加していたので、夫婦そろってのシリーズ出演となった劇団ひとりは、「ギリギリ間に合ったという感じですね。いつかシュレックに参加することが僕の夢でしたから、危なく間に合って良かったです」とシリーズ最終作での出演にほっと一安心した様子だった。劇団ひとりが演じる新キャラクター・ランプルスティルスキンはシュレックから王様の座を奪おうとするペテン師の魔法使い。シリーズ最後の敵というだけあって、相当の難敵になりそうだ。
1作目から吹き替えを担当している藤原と山寺はどちらも10年近く続いてきたシリーズが最後ということもあって、寂しさを隠せないようだった。ヒロインのフィオナを演じる藤原は「フィオナとの思い出がたくさんよみがえってきて、『あ~これで最後の最後なんだあ』と思いつつ、思いを込めて一語一句演じました」と最後であることをかみ締めながら収録に臨んだことを明かした。
主人公シュレックの吹き替えを担当する濱田は「果たしてシュレックが僕が良かったのか? という気持ちがずっとあって、ある意味今回が最後ってことでホッとしています」と湿っぽい空気を冗談で和ませていたが、これは照れ隠し? 見掛けは怖いけれども心優しい怪物と関西弁でまくし立てる濱田の組み合わせは絶妙だっただけに、これが最後になってしまうのはファンにとっても残念だ。
シリーズ最終作となる本作では、ペテン師の魔法使いにだまされ、まったく違う次元の世界へ飛んでしまったシュレックが、元の世界に戻ろうと奮闘する。全世界で2,000億円を超える興行収入を上げているナンバー1アニメーションシリーズ、待望の新作にして最終作はクリスマス直前の公開だ。
映画『シュレック フォーエバー』は12月18日より新宿ピカデリーほか全国公開