ジョージ・クルーニー、詐欺事件の裁判出席でミラノの法廷にファンらが駆けつける
ジョージ・クルーニーが、自分の名前を勝手に利用し新ブランドを立ち上げようとした3人の裁判へ出席し、証言台に立った。3人は詐欺罪や偽造罪などに問われており、ジョージは被害者として、また証人として裁判に出席した。
裁判当日、ダークブルーのスーツと白のシャツ、ネクタイ姿で登場したジョージは、弁護士と2人のボディーガードを連れ立って裁判所へ出廷。裁判所にはジョージのファンやカメラマン、テレビクルーらが大集合して出廷の様子を見守った。ジョージは「僕の弁護士を通してあげてくれ」と一言発したのみで特にコメントは出さなかったが、法廷内へ入る際にはファンにむけて手を振るなど、余裕の表情も見せていた。
この日、ジョージの到着に備えて裁判所では所内外の警備を増やし、法廷内でのテレビや写真撮影は禁止とされた。席に着いたジョージの姿を携帯で撮影しようとした女性は裁判長によって外へ出されてしまった。また、大スターの存在に落ち着かない雰囲気の法廷内で、裁判長はたびたび「静粛に」と注意を促し、「この裁判は静粛に行われる権利がある」と語る場面もあった。ジョージの証言は英語で行われ、イタリア語の通訳が付いたそう。