『ゲゲゲの女房』映画版、水木しげる氏にそっくり過ぎる宮籐官九郎の写真公開!
現在NHKで放送中の連続テレビ小説が好視聴率をキープし、世にブームを巻き起こしている「ゲゲゲの女房」。11月に公開される映画版では主人公の布枝役を吹石一恵、水木しげる(武良茂)役を宮籐官九郎が務めるが、その宮籐演じる水木像があまりにも本人にそっくりだと話題を集めている。その真偽はいかに!?
『ゲゲゲの女房』は、「ゲゲゲの鬼太郎」などを代表作に持つ漫画家・水木しげるを、「いつかきっと努力は報われる」と信じて支えてきた妻・布枝の同名自伝を映画化。今回、水木本人にあまりにも似ていると話題を集めるきっかけとなった1枚の写真を独占入手した。原作の挿絵として掲載されている水木のお見合い写真を宮籐が再現した写真だ。自転車にまたがったポーズや髪型、メガネ姿はもちろんだが、口を真一文字に結ぶという細かいところまで再現した結果、ぱっと見ただけでは宮籐が水木に扮しているとは気付かず、思わず本人と見間違える。つい、隣にいる人間にも「ねえ、見て。そっくりだよね!」と伝えたくなる写真だ。
本作は、水木が有名漫画家になるまでの夫婦の半生を描いた作品だが、テレビドラマとの違いも楽しめ、その世界観がわかる予告編も解禁された。お見合いからわずか5日後に結婚した茂と布枝。お米が底をつくほどの貧乏生活を、「貧乏は全然平気。命までは取られません」と明るく振舞う茂とひたむきに寄り添う布枝の二人が、苦労を共にし、ときにぶつかりながらも温かく愛をはぐくむ姿が美しい映像から伝わってくる。吹石が放つ独特なノスタルジーも作品に色を付けている。また、史上初の快挙となる原画が動き出すアニメーションシーンも盛り込まれている。
テレビドラマで松下奈緒と向井理が演じる夫婦像とはひと味違う映画版『ゲゲゲの女房』。原作者の武良布枝さんは、「あの頃が鮮明に思い出されました。よかったわぁ。」とコメントを寄せ、水木しげる氏も「ハッハッハッ! なかなか面白かったですよ!」と太鼓判を押す。原作ファン、ドラマファンならずとも期待が高まる一作だ。
映画『ゲゲゲの女房』は11月20日より全国公開