パリス・ヒルトン、ライバル会社のエクステ使用で訴えられる
パリス・ヒルトンがプロモーション契約を結んでいるヘアエクステンション会社から訴えられた。
アクセス・ハリウッドによると、パリスはヘアテック・インターナショナルの製品を宣伝する契約を結んだものの、2007年のブランド立ち上げパーティーを欠席。欠席した理由は酒気帯び運転で有罪となり、刑務所に入っていたためだった。これよりも大きな問題となっているのが、2008年にパリスがライバル会社のエクステを使ってパーティーなどに出席したこと。ヘアテック社はパリスへの契約金の10倍となる3,500万ドル(約29億7,500万円)の賠償金を求め、詐欺と契約違反で彼女を訴えたのだ。
ヘアテック社は、ブランド立ち上げパーティーだけで660万ドル(約5億6,100万円)の損失をこうむったと主張しているが、3年も経ってからパリスの欠席を蒸し返している理由はわからず、今後の裁判の行方が注目される。パリスは過去に、映画『プリティ・ライフ パリス・ヒルトンの学園天国』のプロモーション活動をサボったため、興行収入が落ち込んだとして、プロデューサーらから映画の製作費830万ドル(約7億550万円)の支払いを求める訴訟を起こされたが、裁判で責任はないとの決着がついた。しかし、契約を結んだときに記載されていたプロモーション活動を行わなかったことで、プロデューサーは彼女の出演料の一部返金を求めることはできるとの判決が出ている。いくら返金しなければならないかはまだ決まっていない。(1ドル85円計算)
今回も約30億円の賠償支払いまでは行かないだろうが、契約金の一部または全額返金が言い渡される可能性も高い。