『ブルース・ブラザース』ジョン・ベルーシの伝記映画、ワーナー・ブラザーズが製作予定
映画『ブルース・ブラザース』『アニマル・ハウス』などで名をはせ、1982年に薬物の過剰摂取で急死したジョン・ベルーシの伝記映画が、ワーナー・ブラザーズのもとで製作予定であることがハリウッド・リポーター紙によって明らかになった。
これは、映画『幸せのちから』の脚本家スティーヴン・コンラッドと、映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の監督トッド・フィリップスが企画し、つい先日ワーナー・ブラザーズが、ジョン・ベルーシの家族から映画化権を獲得したようだ。
脚本は、スティーヴンが担当することになっているが、トッドが監督するかは未定で、今のところは映画『ボーダー』のアレクサンドラ・ミルチャンと、映画『ダウト』のボニー・ティマーマンらと共にプロデュースすることになっている。
ジョン・ベルーシはミシガン州立大学に在学中の時に、「セカンド・シティ・カンパニー」という即興劇団に加入し、演劇に熱中し始めた。その後、いくつかの舞台やラジオ番組の脚本を手掛けるようになり、1975年にスタートした「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本兼出演者として活躍。その中でも特に、『用心棒』の三船敏郎からヒントを得た「サムライ」の模写で人気を博していた。そして、大ヒット映画『ブルース・ブラザース』で、長年の相棒ダン・エイクロイドと共演し、彼らのギャグが頂点に達した矢先、薬物の過剰摂取で亡くなっている。
この情報が流れ、すでに誰がジョン・ベルーシを演じるのかインターネットで話題になっているが、ワーナーの作品であるために、知名度のある俳優がキャスティングされるとみられている。