有吉弘行「リアクション界に未来はない！」先輩ダチョウ＆出川を全否定

　お笑いDVD「リアクションの殿堂～遺作～」の発売記念イベントが25日、タワーレコード新宿店で行われ、ダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵、そして出川哲朗と有吉弘行が登場した。

　長年、リアクション芸を極め続けるダチョウ倶楽部と出川の4人が、「テレビでは絶対にできない限界ギリギリのリアクション」に挑戦。見届け人である後輩芸人・有吉弘行の叱咤激励（しったげきれい）を受けながら、命がけのリアクションを披露するオリジナルDVD第2弾。前作は売上げ目標3,000枚のところ、1万枚を超えるセールスを記録した。

　今回も4人が全身とろろ＆からしまみれになる「お風呂の中身はなんだろな？」をはじめ、「浣（かん）腸プロレス」「すべらないリアクション」など壮絶なリアクション芸を収録。「遺作」というタイトルからもリアクション芸人としての強い決意がうかがえるが、上島は「最後だとにおわせれば、売れるでしょ」と早速ぶっちゃけ。寺門も「閉店セールと同じ」と元も子もないアピールで会場の失笑を誘った。出川に至っては「中身（なかみ）」と言いたいところを、開口一番「なかめ」とかんでしまう大失態！　それを肥後が黙ってニコニコ見守るというおなじみの光景が繰り広げられた。

　一方、有吉はそんなグダグダな先輩たちを「リアクション界に未来はない」と一刀両断で全否定。「そんなことはない！　世界で勝負するなら、言葉よりもリアクション」と寺門が力説しても、「そう言ってる人が一番しゃべってるじゃないですか」と的確なツッコミで、見事先輩を黙らせた。それでも肥後は「リアクション界を後継するのは有吉しかいない」と断言。これまた全力で嫌がる有吉を前に、「じゃあ、（後継者は）森三中かな」と新たな後継者の指名をするリーダー肥後だった。

「リアクションの殿堂～遺作～」はシオン/イーネット・フロンティアから8月26日発売（税込：3,990円）