松たか子主演『告白』がアカデミー賞外国語映画賞の日本代表に決定!
一般社団法人日本映画製作者連盟において、第83回アカデミー賞外国語映画賞部門への出品作品の選考会が行われ、中島哲也監督の映画『告白』が、各社より申請された計25作品の中から、外国語映画賞部門の日本代表作品に決定した。
『告白』は、現在286万5,000部が発行されている湊かなえの同名小説を、映画『嫌われ松子の一生』の中島監督がメガホンを取り松たか子を主演に迎え映画化。教え子にまな娘を殺された中学校教師の復讐(ふくしゅう)劇を、登場人物たちの独白形式でエンターテインメント性をたっぷり盛り込み描いている。6月5日より公開され、9月7日現在で、入場人員292万8,000人、興行収入37億8,700万円を記録。現在も全国35スクリーンにて上映されている。
6月にニューヨークにて開催されたニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルで上映された際にも好評を得ており、海外の評価も高い。アカデミー賞外国語映画賞は今後、各国の代表作品の中から2011年1月25日にアメリカのアカデミー協会によりアカデミー賞本選に参加するノミネート作品が発表され、2月27日に第83回アカデミー賞外国語映画賞最優秀賞が決定する。
第81回アカデミー賞外国語映画賞を見事受賞した映画『おくりびと』のときと同じように、『告白』の躍進が期待される。(数字などの情報は配給調べ)
映画『告白』は全国公開中