映画初主演がホラーの新垣里沙、撮影現場で起きた恐怖体験を語るも、会場はなぜか爆笑の渦に!
16日、映画『劇場版 ほんとうにあった怖い話 3D』の完成披露試写会がソニーPCLで行われ、出演者の新垣里沙、中島早貴、伊達あい、水野真典、室井孝介監督らが登壇し、恐怖あり笑いありのトークで撮影時を振り返った。
ホラーは苦手だがつい見てしまうという新垣は、本作が映画初主演。「決まったときはドッキリだと思い、マネージャーに何回も確認しました。『いいかげんにしてくれ、大丈夫だからがんばって』と言われ、改めてうれしさがこみ上げてきました」と笑顔で語り、怖さよりうれしさが勝ったことを明かした。さらに3Dについても「3Dはすごい! 撮影現場で3Dメガネを掛けてチェックさせてもらうと、自分なのに怖い! 飛び出ているじゃん! みたいな。早く出来上がりを観たいって思ったし、みんなもびっくりしちゃうんだろうなというワクワク感がありました」と公開が待ちきれない様子だった。
ところが3Dで思わぬハプニングに遭ったのは中島。「撮影時に雨が降っていて、わたしはくせっ毛なのでふにゃっとなる。3Dでそのふにゃっとした毛が飛び出してきて、直してくださいって言われました(笑)」と、くせっ毛が思わぬ事態を招いたことを明かして笑いを誘っていた。
また「撮影中に心霊現象が起きたか?」という質問に対して、出演者はそれぞれ「撮影中に誰もいないのにシーソーが揺れて不気味だった(水野)」、「脚本をパソコンで書いている途中、誰かが乗っているように肩が重くなった(監督)」などと体験を語ると、「こわーい!」という声が飛び交った。ところが新垣だけは「撮影現場が寮みたいなところだったが、畳からキノコが生えていてそれが一番怖かった」と違う意味での恐怖体験を披露し、会場を笑わせていた。
映画『劇場版 ほんとうにあった怖い話 3D』は恐怖体験を一般公募し、厳選した怖い話を映像化したホラー・オムニバス。『廃工場』『誰かいる』などの5作品から成り、投身自殺を目撃した女性に起こる恐怖を描く『シセン』を3D映画として公開する。
映画『劇場版 ほんとうにあった怖い話 3D』は10月16日より全国公開