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環境サミット伝説のスピーチ少女、セヴァン・スズキの今に迫る!おなかには新しい命も!

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おなかに新しい生命が宿ったセヴァン・スズキ
おなかに新しい生命が宿ったセヴァン・スズキ - 映画『地球のなおし方』より

 オーガニックブームの火付け役となった昨年公開のドキュメンタリー映画『未来の食卓』の続編、映画『地球のなおし方』が来年公開されることが決定した。本作は、1992年にリオデジャネイロで行なわれた環境サミットで、当時12歳ながら「どうやって直すのかわからないものを壊し続けるのはもうやめてください」などと大人に訴え掛け、伝説のスピーチと絶賛されたセヴァン・スズキの現在の活動と、食の安全を守り続ける人々を追ったドキュメンタリー作品だ。

映画『未来の食卓』場面写真

 未来の子どもたちのために生き方を変えるよう世界へ呼びかけた、18年前のセヴァンの姿から始まる本作。現在彼女は30歳となり、おなかには新しい生命が宿っている。前作の監督でもあるジャン=ポール・ジョーは、セヴァンが自然と共存して暮らす姿や、合鴨農法によってオーガニック米を作る福岡県・古野農場の百姓百作の精神、無農薬食材を育てる福井県の池田町、そして前作の題材であったフランス・バルジャック村のオーガニック給食とその後の様子を取材。未来の地球の子どもたちを見つめ、救うために活動を続ける日本やフランスの人々の姿を描き出している。

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 現在も地球環境が危機的状況であることに変わりはないが、「今なら変化をもたらすことが可能だ」と再び訴え掛けるセヴァン。決して人ごとではない食の問題と地球の未来に、誰もが目をそらすことはできないだろう。

映画『地球のなおし方』は2011年公開予定

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