トム・クルーズの妻・ケイティ・ホームズがエグゼクティブ・プロデューサーとしても参加!イライジャ・ウッドと共に直撃!
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで一躍名をはせたイライジャ・ウッドと、映画『バットマン ビギンズ』などに出演し、トム・クルーズの妻としても知られるケイティ・ホームズが、新作映画『ザ・ロマンティックス / The Romantics』(原題)について語ってくれた。
本作は、昔の仲間7人が親友ライラ(アンナ・パキン)とトム(ジョシュ・ディアメル)の結婚式で再会するが、ローラ(ケイティ・ホームズ)のかつての恋人がトムであったために、ひと騒動起きてしまうというロマンチック・コメディー。イライジャは、明るくひょうきんな友人チップを演じている。
主演だけでなく、エクゼクティブ・プロデューサーも務めたケイティは「この映画の三角関係がリアルに描かれているのが気に入ったの。きっと多くの人が共感してくれると思ったわ」と話した。本作で、女優だけでは学べない多くのことを学び、有意義な時間が過ごせたそうだ。
一方、そんなケイティとは対照的に、今回は脇役での参加となったイライジャは、肩の力を抜いて演じられたと明かす。しかし、イライジャが演じたのは、良心的なカトリックの家に生まれ育ったことに反抗して、ドラッグに手を出してしまうという役で、難しい役どころだったようだ。
本作では、俳優皆が即興で語っているシーンがあるそうで、「自由で、不思議な感じがしたけど、俳優同士がお互いを助け合ってシーンを作り上げている気がして、素晴らしいシーンになったよ」と語ってくれたケイティとイライジャ。本作でエクゼクティブ・プロデューサーとしての活躍の幅も広がったケイティだが、今後は2008年にアーサー・ミラーの舞台「オール・マイ・サンズ / All My Sons」に参加したように、また舞台に立ちたいと明かしてくれた。一方、イライジャは、セルマ・ブレアと共演する『フル・オブ・リグレット / Full of Regret』(原題)が控えている。(取材・文:細木信宏 Nobuhiro Hosoki)