叶恭子初監督作のスーパー官能映画とうとう初日!同性愛やゲイ3P…全部普通のこと!と熱くメッセージ
23日、映画『BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。』の公開初日舞台あいさつが渋谷シアターTSUTAYA行われ、監督・出演を務めた叶恭子と映画のキャストとして登場する叶美香が登壇。会場に詰め掛けたKBこと叶ベイビーズたちに愛と美のレクチャーを行った。
まばゆいゴージャスなドレスに身を包んだ叶姉妹が、イケメン外国人にエスコートされながら登壇すると、女性を中心としたファンから悲鳴のような歓声が起こる。これには恭子もご満悦のようで、「雨の中来てくださって、こんなに席がいっぱいでとてもうれしいです。皆さんのこと大好きです」と艶(つや)やかに感謝の言葉を述べた。
映画『BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。』場面写真
本作は6つのチャプターから構成されているが、司会者からの「どれがお気に入りか?」という質問を、恭子は「お気に入りとかそういう観点ではありません」ときっぱり否定。「同性愛やゲイなど色んな趣味嗜好があるが、どれもノーマルであっていいことだと思ってる。(それらの趣味嗜好を持って)社会的に過ごしにくい思いをしてる方のためにこの映画を作った。なのでどのチャプターもすばらしいものであるべき」と、愛の形は自由であるという持論を熱く語った。
続いてファンからの質疑応答が行われる。女性ファンから「エスコートをしていた男性は今一番仲が良いグッドルッキングガイか?」という質問に、「仲が良いと言うか、今日のデザインです。お洋服を選ぶ感じですよね」と恭子は顔色ひとつ変えず回答。さらに「単なるグッドルッキングガイではなく、中身もあるジェントルマンであることが大切。世界のトップクラスでないと私の横にいる余地がないです」と恭子節全開のコメントをして会場を大いにわかせた。質問者が「余ったら一人ください」とおねだりしても、「なかなか余ることはないです」と笑顔で拒否する恭子だった。
最後にメッセージを求められると恭子は監督モードに。「ここにいらっしゃる方たちと、この時間を一緒に過ごせることが本当は不思議なこと。だがこの映画は、その理由が必ず見つかるような映像体験ができる。ここに来て良かったと感じてくだされば幸せです。本当にありがとうございました」と観客を愛の世界へ導いたのだった。
『BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。』は、女性向け官能映画『イル ベント エ レ ローゼ 愛するということ』で話題をさらった、叶恭子が初監督を務めた究極の愛の物語。本来誰もが自由に選択すべきさまざまな愛の形である調教やSM、ラブトイプレーや3Pなどの行為をショートフィルム6部作でつづる。
映画『BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。』は、本日9月23日より渋谷シアターTSUTAYAにて1週間限定レイトショー公開、10月20日DVD&ブルーレイ発売