シャイア・ラブーフ、『インディ・ジョーンズ / クリスタル・スカルの王国』は続編としては失敗とコメント
映画『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』に出演しているシャイア・ラブーフが、自身が出演した映画『インディ・ジョーンズ / クリスタル・スカルの王国』の出来栄えを批判した。
同映画は、興行成績的には成功したものの、これまでの『インディ・ジョーンズ』作品には及ばないと感じ、そのせいで『ウォール・ストリート』にも影響がでるのではないかと当時は悩んだという。「自分は名作とも言える作品の失敗した続編(クリスタル・スカルの王国)に出演しており、今後はもっと重いテーマでもっとすごい名作(ウォール・ストリート)への出演が待っていた。これも失敗に終わったら、自分の履歴に2本の続編失敗作が記録されてしまうと悩んだよ。『インディ・ジョーンズ』の時はあの役に押し込められた感があって、僕が役を自分なりに発展させられる状況ではなかった。あの映画では、観客に僕の純粋さを押し付けようとして失敗したという感じだった」と、振り返る。
2度の失敗の責任を負いたくないと考えているシャイアだが、『ウォール・ストリート』は全米で大ヒットしており、続編はオリジナルを超えることがないと言われる中、「駄作じゃない続編」と称賛されている。シャイアは現在、ハリウッドでひっぱりだこの俳優だが、今の状態に満足するつもりはないと語る。「まだ自分が到達したい場所にはたどり着いていないし、たどり着きたくもない。ロバート・デ・ニーロのレベルに達したら、居心地がよくなってしまうのは明らか。そうなると俳優としては死んだも同然だよ」と、ロバート・デ・ニーロが俳優として終わっているかのような発言をしており、野心満々という感じだ。(BANG Media International)