『機動戦士ガンダム00』水島監督がぶっちゃけ!19年ぶりの完全新作に反対していたのはサンライズ会長!!
現在大ヒット公開中の映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-』のスタッフ座談会が11日、東京・シネマサンシャイン池袋で行われ、メガホンを取った水島精二監督をはじめ、角田一樹副監督、柳瀬敬之(メカニックデザイン)、有澤寛(メカニック作画監督)、松浦裕暁(CGプロデューサー)、そして株式会社サンライズのプロデューサーの池谷浩臣が製作の舞台裏を語った。
映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-』写真ギャラリー
苦楽をともにしたスタッフが集まったとあって、座談会は終始リラックスした空気で、脱線することもしばしば。しかし、普段は聞くことができないスタッフの生の声に、満員の客席は大いに沸いた。作品の好調ぶりも手伝ってか、水島監督は舌好調で「公開初日に、(サンライズの)会長がやってきて『よくここまでやってくれた』ってハグしてくれた」とうれしそうな表情。その直後、「でも『あんたが一番反対してたじゃないか!』と内心思いましたよ」とぶっちゃける場面も。これには池谷プロデューサーも苦笑を浮かべていた。
また、「ライル(ライル・ディランディ)のメガネはだれの趣味ですか?」というファンからの質問には、水島監督自身が「僕です。メガネフェチなので」と即答。実はこの日登壇した池谷、角田、柳瀬がかけているメガネも水島監督が薦めたものだといい、「よく『わたしはメガネが似合わない』と言う人がいるが、そんなことはない。人間だれしも絶対に似合うメガネがあります!」と豪語していた。
『劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-』は、2度にわたるテレビシリーズを経た初の劇場版にして完結編。『機動戦士ガンダム F91』以来、約19年ぶりの完全新作ストーリーとなる。テレビシリーズ放映終了から2年後の世界を舞台に、ガンダムマイスター、刹那・F・セイエイが人類のイノベイター化を求めてきた“イオリア計画”の核心に迫り、再び人類に危機が訪れていることを知る。
映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-』は全国公開中