3D公開を断念した『ハリー・ポッター』最終章前編、ハリー&ロン&ハーマイオニーが疾走する新ポスター解禁!
3D化を断念し、急きょ2Dでの劇場公開が決定した映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』より、最新のポスタービジュアルが解禁された。ポスター画像から3Dの文字は消え、ハリー・ポッターとロン・ウィーズリー、ハーマオニーの3人が、森を疾走する姿を描いたポスターとなっている。
シリーズ第7弾にして最終章となる『ハリー・ポッターと死の秘宝』は、前・後編の2部作構成。前編の本作はハリー(ダニエル・ラドクリフ)、ロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)が、宿敵ヴォルデモート卿の魂が宿った分霊箱を探し出し、破壊するという大きな危険を伴う使命に立ち向かうところから始まる。魔法界にはもはや安全なところはなく、その危険を背にこれまで以上に信頼し、助け合うことが必要となる3人の疾走感あふれる姿が、解禁されたポスターに描かれている。
ハリーを演じるダニエルは、過去6作と本作の最も大きな違いについて、「オーディエンスがまず気が付く違いは、舞台はホグワーツ魔法魔術学校ではないことだ」と語る。そして、作品のトーンもこれまでとは違っていると明かし、「前編では主役3人の関係が主なテーマなので、これはオーディエンスに興味を持って観てもらえる点ではないかと思う。いいシーンが盛りだくさんなんだ」と自信をのぞかせた。
昨年の2月から撮影が開始され、今年6月中旬に1年4か月の時を経て撮影が終了した本作。現在、編集作業がクライマックスを迎えているが、当初予定していた全編3D化を断念し、公開日を変更することなく2Dで公開すると発表した。制作チームが最善の形だと信じて決定したのだが、ファンにとっても3Dと2Dのどちらでも、期待を裏切らない出来栄えであれば問題ないだろう。本ポスターは今月16日より、全国の主要劇場に登場する予定だ。
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は11月19日、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国公開