フェイスブック創設者のマーク・ザッカーバーグ、映画『ソーシャル・ネットワーク』にダメだし?
デヴィッド・フィンチャー監督の映画『ソーシャル・ネットワーク』で、物語のモデルとなったフェイスブックの開設者であるマーク・ザッカーバーグが、この映画について「現実と同じなのは衣装だけ」と語っている。
大学在学中に19歳の若さで世界最大のソーシャル・ネットワーク・サービス「フェイスブック」を立ち上げたザッカーバーグ。映画は、ネット時代の頂点へと一気に上りつめた青年の理想や野心、裏切りなどを描いていくが、カリフォルニアのスタンフォード大学で講演を行ったザッカーバーグは、映画の内容について現実とは違っている、とコメント。ザッカーバーグは、「映画では、僕が好きな女性に振られてしまって……女の子に振られることは実際何度もあったけど(笑)、フェイスブックを立ち上げたのは女の子たちにモテたいから、そしてエリートの仲間に入りたいから、という理由で描かれている。何かを作りたいから作った、という考えは、映画製作者たちには考えられなかったみたいだね」と、映画の中で描かれている、よりよい社会的地位を得るためという動機を否定。実際、ザッカーバーグは現在の恋人とフェイスブック開設以前から交際しており、映画のための演出となっているよう。
一方で、「バッチリ合っているのは衣装だね。映画の中でキャストが着ているシャツやフリースは、実際僕が着ているものと同じだよ」と、衣装の出来栄えは完璧とのこと。