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批評家が厳選「永遠の名作映画」ロマン・ポランスキー監督の『チャイナタウン』が1位に!

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『チャイナタウン』ポスター
『チャイナタウン』ポスター - Hulton Archive / Getty Images

 イギリスの高級紙「ガーディアン」とその日曜版「オブザーバー」の映画批評家たちが行った、「永遠の名作映画」ベスト1を決める投票で、ロマン・ポランスキー監督の1974年の映画『チャイナタウン』が1位に輝いた。

 この映画は1930年代のロサンゼルスを舞台にした、都市開発の汚職をめぐるフィルム・ノワール。主人公の探偵ジェイクをジャック・ニコルソンが演じ、ジャックの俳優としての地位と人気を確実にした映画だ。さらに、ポランスキー監督が少女へのわいせつ事件でアメリカを去る以前、最後に製作した映画でもある。ガーディアン紙では、この映画について「非常に力強い、伝説的な作品。ロサンゼルスを精神的砂漠の象徴として見事に描いている」と絶賛。またオブザーバー紙では、「ほぼ完璧な映画」「エンディングのセリフ(チャイナタウンだ)は忘れることができない」としている。

 このほか、ランキングには第2位にアルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』、同じく2位にカンヌ国際映画祭批評家連盟賞を受賞したアンドレイ・タルコフスキーの『アンドレイ・ルブリョフ』、4位にはウディ・アレン監督の1976年の映画『アニー・ホール』、5位にスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』、6位はデヴィッド・リーン監督の『逢びき』、7位にはフランシス・フォード・コッポラ監督の『地獄の黙示録』が入っている。

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