ゾンビ・ブームは終わらない?フランク・ダラボンが仕掛けたゾンビドラマが驚異の視聴率を記録!
映画『ゾンビランド』のヒットなどで、いまだ人気の衰えないジャンルであることを証明したゾンビ映画だが、映画『ショーシャンクの空に』などで知られる監督・脚本家のフランク・ダラボンがそのブームをテレビドラマにも波及させた。
アメリカでハロウィーンの夜に放送されたテレビ局AMCのドラマ「ウォーキング・デッド」が90分の放送で延べ530万人以上の視聴者を獲得し、同社のオリジナルドラマシリーズの中で最も視聴者数を稼いだ番組となったとTHE WRAP.comなどが報じた。加えてこの初回放送は、18歳から49歳のアダルト層に絞った視聴者数では2010年のケーブルドラマ初回放送において1位となる360万人を集めた。
この記録にAMCの責任者であるチャーリー・コリアーは、「今日は死人にとって最高の日です」と語り「この作品を誇りに思います。深みあるストーリーに素晴らしき才能が参加してくれました」と語った。
この作品はロバート・カークマンによるコミックを原作とし、フランク・ダラボンが脚本と監督を務め、ゾンビが闊歩(かっぽ)する黙示録的なアメリカを舞台に、警察官リック・グリムに率いられた生存者たちが、安住の地を求めて旅をする姿を描くという内容。
「ウォーキング・デッド」は日本でもFOX MOVIESにて11月5日午前1時に特別プレビューが放送された後、11月7日午後8時から本放送が開始、以後毎週日曜日に同時間帯でのレギュラー放送が予定されている。