「24」映画化、可能性大!来日中のキーファー自ら明言!ドラマ成功は「日本でのヒットが大きい」
大人気海外ドラマシリーズ「24 TWENTY FOUR」にジャック・バウアー役で主演するキーファー・サザーランドが16日、東京・六本木の東京ミッドタウンで行われた「ファン感謝祭」に出席し、一般公募から選ばれたファン24人と対面した。
キーファー・サザーランドが出演した映画『ミラーズ』写真ギャラリー
キーファーが来日するのは約5年ぶり2度目。前回の来日は本ドラマシリーズのシーズン4をPRするためだった。そして今回はシリーズ8作目となるファイナルを引っ提げての日本「潜入」。ジャック・バウアーとしては、最後の来日になる可能性が高い。もちろん、キーファー本人が会見場に姿を現すと、大歓声と拍手が沸き起こった。
ファンなら誰もが気になるのは、最終回を迎えたときの心境ではないだろうか。キーファー本人もこの質問については「答えが長くなるよ」と通訳者に警告した上で、「シーズン1から8まで同じクルーで撮影したんだ。その間に16組が結婚し、30人の子どもが生まれた。彼らは家族以上の家族なんだ」とコメント。それだけにクルーとの別れがつらかったといい「現場で最後のスピーチをしていたら、ある瞬間にカメラマンと目が合ったんだ。それからは涙がこぼれ、うつむくしかなかった」と不屈の男が涙したと告白。「このドラマは、僕のキャリアに大きな意味があるだけじゃなく、人生の原動力だった」と感慨深い表情だった。
一方、ウワサされている「24 TWENTY FOUR」の映画版については「現在製作する方向で進んでいる。(ドラマと違って)リアルタイム形式ではないから、脚本家はホッとしているかもね」と自ら前向きな発言。「でもジャックがひどい状況に追い込まれるのは、今までと同じ。みんなの期待通りにね」と自虐的なジャックスマイルを披露し、ファンは大喜びだった。
会見終了時には、駆け寄ったファンに対し、サインに応じるなどサービス精神も満点。「ドラマが海外でも成功したきっかけは、日本でのヒットが大きい」と語ったキーファーが、彼らしいスタイルで感謝の気持ちを表現していた。
本国アメリカで、2001年の放送開始から驚異的な視聴率を獲得し、ここ日本でも海外ドラマブームの火付け役として大人気を博した伝説のドラマシリーズ「24 TWENTY FOUR」がついにファイナル。今回はニューヨークを舞台に、シーズン7で解体されていたCTUが復活。ジャックは古巣に復帰し、国家のためだけでなく、自分の近くにいる人々を守るために、最後となる24時間の戦いに挑む。
「24 TWENTY FOUR ファイナル・シーズン」は12月23日DVDコレクターズBOXとブルーレイBOX発売