妻殺しの容疑でついに逮捕!メキシコから逃亡していた「サバイバー」元プロデューサー
視聴者代表が、カメラの前で過酷な環境の下で生活しながら、賞金や賞品をめぐって競うアメリカの人気テレビ番組「サバイバー」の元プロデューサーが、自分の妻を殺害した容疑で逮捕された。
今回逮捕されたのは「サバイバー」のほかに、日本でもDVDが発売されている「ピンプ・マイ・ライド 車改造大作戦!」といったテレビ番組の製作総指揮を務めていた、ブルース・ベレスフォード-レッドマンという男。
FBIのスポークスマンがThe Wrapに語ったところによれば、ブルースは昨年春に滞在していたメキシコのホテル近くにある下水道において死体で発見された、妻のモニカさん殺害容疑で拘束されたということで、今回の逮捕は事件が起きたメキシコへ身柄を送るためのものであるという。モニカさんは頭部を強打された後、下水による窒息のため死亡したとされている。
当時から容疑者とされ、メキシコにて拘束されていたブルース容疑者。その後何らかの手段で同国を脱出し米国に戻っていたところ、事件から半年以上を経て、ついに母国での逮捕ということになった。現在は、引渡し要請に関連した聴聞会の結果を待っており、これから後メキシコ当局に引き渡され、現地で裁判にかけられる予定だ。
彼が製作を務めた「サバイバー」は、無人島でのサバイバル生活に一般人を放りこみ、その様子をドキュメンタリーのように見せることで人気を集めた、リアリティ番組の先駆けともいえるもので、日本をはじめとした各国で、本編だけでなく、国ごとのリメイク版まで制作されたほどの話題となった。