ガッツ石松をKOしたボクサーの人生が映画化!伝説のロベルト・デュランを『バベル』のガエル・ガルシア・ベルナルが演じる!
映画『バベル』や『ルドandクルシ』などに出演したメキシコ出身の俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが、新作『ハンズ・オブ・ストーン / Hands of Stone』(原題)で、4階級制覇したパナマの伝説のボクサー、ロベルト・デュランを演じることがMovieweb.comによって明らかになった。
同作は、野性味あふれるボクシングで数々の栄冠を手にしていたロベルト・デュランの人生と、ライバルであったシュガー・レイ・レナードとの伝説の一戦を含めた作品になるそう。脚本と監督は、映画『ベネズエラ・サバイバル』のジョナサン・ヤクボウィッツが担当し、さらにテレビドラマ「アグリー・ベティ」のベン・シルヴァーマンと共にプロデュースも試みるようだ。
今回の件について監督予定のジョナサンは「ロベルト・デュランは、史上最強のライト級王者の1人であるだけでなく、世界中で抑圧された人々たちを刺激し、リングで戦うことが名誉であること示した伝説的な英雄であった」とコメントを残している。ロベルト・デュランは、後のWBC世界ライト級チャンピオンになったガッツ石松とも対戦しており、ガッツ石松を10回でKOした経験もある。このライト級でロベルトは、ガッツ石松も含め、11度のチャンピオンの防衛に成功し、そのうち10回KO勝利を収めている。ただ現在のところ、この作品の配給会社が決まっていないため、少し製作には時間が掛かりそうだ。