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54億円の「スパイダーマン」ミュージカルが失敗続き!!プレビュー公演中に5回以上も中断で観客失笑!

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「スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク」のポスターと写るスパイダーマン役のリーヴ・カーニー
「スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク」のポスターと写るスパイダーマン役のリーヴ・カーニー - Charles Eshelman / Getty Images

 11月28日に初のプレビュー公演が行われた「スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク」のブロードウェイ・ミュージカルで、公演中になんと5回以上も中断していたことがABCnews.comによって明らかになった。

こちらは劇場版!映画『スパイダーマン3』写真ギャラリー

 この「スパイダーマン」のミュージカルは、これまでのブロードウェイ・ミュージカルの中でも最高額の6,500万ドル(約54億円)を掛けて制作され、「ライオンキング」でトニー賞を受賞したジュリー・テイモアが監督。音楽は世界中で人気のバンド、U2のボノとエッジが担当している注目作品だ。

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 だが今回、この公演中最も重要なシーンで、スパイダーマン役を演じたリーヴ・カーニーがケーブルに引っ掛かったために、観客の頭上で宙づりの状態に。結局観客がスタッフのようにリーブを降ろしてあげ、失笑を誘ってしまったそうだ。このほかにも、同じような失敗が何度かあり、その度に中断していたそうだ。

 ただ、もともと難しいアクロバティックなシーンが多く、ジュリー・テイモア監督によると、スパイダーマンが飛び回るシーンは上演中に20回以上もあるそうで、リハーサル中にも2人の俳優が大けがをしたことがあったそうだ。

 さらに同ミュージカルは、これまで何度も問題を重ねてきた過去がある。まず最初は、今年の2月に初演を迎えるはずだったが、資金繰りが難航して製作がストップ。そのため、グリーン・ゴブリン役のアラン・カミングと、メアリー・ジェーン役のエヴァン・レイチェル・ウッドが降板していた。

 でも、これだけ話題で期待されているブロードウェイ・ミュージカル。「ライオンキング」のような興行も期待されているようだ。同ミュージカルの一般への初公演は、来年の1月11日から行われる予定だ。

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