ともさかりえ&スネオヘアーの恋のキューピッド!映画『アブラクサスの祭』サンダンス映画祭に正式招待決定!!
1978年より開催され、クエンティン・タランティーノやジム・ジャームッシュ、ロバート・ロドリゲスら映画監督や、映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『ソウ』などを発掘してきたサンダンス映画祭の「ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション部門」に、ともさかりえとスネオヘアーの熱愛報道のきっかけとなった映画『アブラクサスの祭』が正式招待されることが決定した。
今年日本で公開され、大ヒットした映画『フローズン・リバー』『プレシャス』も、そのグランプリ受賞作品であるサンダンス映画祭。インディペンデント映画中心でありながら、今やベルリン、カンヌ、ヴェネチアなどの映画祭に匹敵する勢いを持ち、バイヤーの数が多いことでも知られている同映画祭に、日本から映画『アブラクサスの祭』が正式招待される。日本作品としては、2005年に公開された映画『トニー滝谷』、2009年に公開された映画『クローンは故郷をめざす』に続く快挙。メガホンを取った加藤直輝監督も、「福島から始まった『アブラクサスの祭』がサンダンス映画祭で世界に拡がっていくのはとてもうれしい。ロックが生まれた国でどういう反応が出るか、とても楽しみです」と喜びを隠せない。
『アブラクサスの祭』は、現役住職で芥川賞作家である玄侑宗久の小説を映画化し、ミュージシャンのスネオヘアーが初主演を飾った作品。共演したともさかりえとスネオヘアーの交際のきっかけとしても話題となったが、うつに苦しみながらも、かつて熱中した音楽に向き合うことで懸命に生きようとする僧侶と、彼を見守る周囲の人々の姿を描いたあたたかい人間ドラマだ。2011年のサンダンス映画祭開催は、1月20日から30日まで。かつてロックミュージシャンだった禅僧の生きる姿は、世界の人々の目にどう映るのか? その評価にも期待がかかる。
映画『アブラクサスの祭』は12月25日より全国公開