大泉洋、スタジオジブリ「ニノ国 漆黒の魔導士」に夢中!社長からも秘書からも小バカに!?
ニンテンドーDS対応ソフト「ニノ国 漆黒の魔導士」の完成披露会が8日、東京・JCBホールで行われ、主人公オリバーの声を務めた女優の多部未華子をはじめ、ヒロイン役の長澤まさみ、古田新太、大泉洋、八嶋智人、渡辺えり、溝端淳平、黒田知永子という豪華声優陣が勢ぞろいした。
「ニノ国 漆黒の魔導士」は「レイトン教授」シリーズなどで知られる株式会社レベルファイブが放つ待望の新作ファンタジーRPG。最愛の母親を亡くしたオリバー少年が、ナミダの妖精に導かれ、もう一つの現実である異世界「ニノ国」で大冒険を繰り広げる。あのスタジオジブリがアニメーション作画を手掛け、音楽を久石譲が担当する超豪華なスタッフ体制。そしてソフトに同梱された魔法使いの指南書「マジックマスター」を読み解きながら冒険を進めるという新しいゲームシステムも大きな話題で、初回受注60万本を達成している。
プロジェクト発足から完成まで約3年。この日あいさつに立ったレベルファイブの日野晃博社長も「おととい完成したばかり」と安どの表情だったが、声優陣がアフレコを行ったのはもう1年以上前ということで、大泉は「正直自分がどんな役を演じたのか覚えていない。その間に(声を演じる)レイトン教授を何本やったことか」と思わずチクリ。これには日野社長も「開発が遅れて、皆さんにはご迷惑をかけた。心が痛い」と平謝りだった。
ところが試作品をプレイした大泉が「37歳にして初めてRPGにハマった。もう『滝の回廊』まで進んだ」と自慢すると、日野社長は「いや、ストーリーはそこから始まるんです」と反撃。さらに一般ユーザー1,000人を前にネタバレを恐れる大泉に対して、「滝の回廊はすぐにたどり着くので、言ってもいいですよ」とダメ押しした。実は大泉は楽屋でも同じ自慢をしていたそうで、「社長からも秘書からも小バカにされた」と涙の(?)訴えだった。
ちなみにこの日は、渡辺も多部演じる主人公の名前を間違えた挙句、「ねぇ、DSって何?」とまさかの発言。場内が大爆笑に包まれる中、日野社長は苦笑しきりだった。
「ニノ国 漆黒の魔導士」(税込:6,800円)は12月9日全国発売