宇宙飛行士・山崎直子さんのイケメン夫、妻が見守る中「誹謗中傷あった」と告白

実在の女性飛行士アメリア・イヤハートの人生を描いた感動作『アメリア 永遠の翼』の公開記念トークショーが5日、東京・日比谷のTOHOシネマズシャンテで行われ、宇宙飛行士・山崎直子さんの夫である山崎大地さんがトークショーを行った。妻・直子さんが客席で見守る中、緊張の面持ちでトークショーに臨んだ大地さんは、アメリアの家族たちと自分たちを重ね合わせ「空を目指す女性と結婚し、誹謗中傷があったり、妻を見送る場面などはうちに似ているなと思った」と語った。
もともと宇宙にあこがれ、NASAの国際宇宙ステーション運用訓練候補生として、ジョンソン宇宙センターで訓練に従事した経験を持つ大地さんは、その後、宇宙飛行士候補者の直子さんと結婚。長女誕生後は育児休暇を取って、直子さんの夢実現を支えた。「自分も宇宙を目指していたので、自分のことのように妻を応援できた」と大地さん。家族のきずながあったからこそ、自分も家族を支える原動力を得たと語った。
また、直子さんは「アメリア・イヤハート奨学金プログラム」の協力で、宇宙飛行士を目指したとあって「妻の中であこがれの女性。家にも写真が飾ってある」とコメント。その直子さんは客席からあいさつし、「夢をかなえるためには、あきらめない気持ちが必須。ただ、それだけでなく、家族や奨学金といったいろんなサポートがあったからここまで来れた」と愛する夫への感謝を述べていた。
『アメリア 永遠の翼』は女性初の飛行機での大西洋横断に成功した、伝説の飛行士アメリア・イヤハートの成功と苦悩の日々を映画化した人間ドラマ。主人公アメリアを演じるのは、アカデミー賞主演女優賞に2度輝くヒラリー・スワンク。妻を支える夫役にリチャード・ギアがふんしている。
映画『アメリア 永遠の翼』は全国公開中