『ロボコップ』リメイクあきらめていなかった!ダーレン・アロノフスキー監督、「問題は破綻したMGM」
リメイク版の監督に抜擢されていたダーレン・アロノフスキー監督が、映画『ロボコップ』のリメイクが実現する可能性をにおわせる発言をした。映画スタジオ・MGMは3年前に同映画のリメイクを宣言し、2010年公開とのポスターまで用意したものの、経営難で話は立ち消え状態になっていた。
アロノフスキー監督は映画『ブラック・スワン』でここに来て高い評価を受け、これから映画『ザ・ウルヴァリン / The Wolverine』(原題)の撮影が控えているほか、映画『マシン・マン / Machine Man』(原題)を監督する可能性もあると報じられている。
人気が急上昇中のアロノフスキー監督は、ザ・プレイリストのサイト・インタビューで、『マシン・マン』でメガホンを取るなら、半分機械、半分人間の映画はこれで満足しちゃうのではないかと聞かれると、「いや、『ロボコップ』もいつかは実現するかも知れないよ。問題はMGMで、会社のいざこざが落ち着きさえすれば、僕はぜひやりたいと思っている。デヴィッド・セルフの脚本は素晴らしかったんだけど、会社が破綻しちゃったからね」とすべては映画会社次第という中でも前向きなようで、ファンにとってはうれしい限り。
MGMは今年10月に米連邦破産法11条の適用を申請し、再建を目指している最中。『ロボコップ』復活のためにもMGMが再び立ち直ることが期待されている。