元ヤンも必聴の25曲!『ゴッドファーザー』のテーマがバイクホーン!銀蠅風グループ爆奏
名作映画『ゴッドファーザー』のテーマソングがヤンキー風にアレンジされることが明らかになった。その名も「ヤンキー・ロックス NON STOP MIX」というアルバムには、元ヤンのお父さんお母さんの血をたぎらせる鉄板ヤンキー・ナンバーを含む全25曲が収録されている。
フランシス・F・コッポラ監督の映画『コッポラの胡蝶の夢』場面写真
「ゴッドファーザー 愛のテーマ」といえば、タイトルになじみはないかもしれないが、イントロが流れれば、「ああ、あれね」とうなずくこと間違いなしの名曲。だが今回のCDに収録されているのは、暴走族のバイクホーン、ゆがんだギターなどでアレンジされたヤンキー風。イタリアの名門マフィアが、極東の島国のヤンキーに早変わり(?)してしまった。
続く2曲目には、「ヤンキーといえばこれ!」の「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)」が収録されており、懐かしの80年代・ヤンキー文化を知る人にはたまらない1枚。選曲は30~40代の元ヤンであるお兄さま、お姉さまたちを対象にしたアンケートを基にしているという凝りようで、80年代にヒットしたナンバーが並んでいる。
収録曲はすべてカバーバージョンで、演奏しているのはTRT原宿ヤンキースRC(ザ・ローリング・サンダー原宿ヤンキース ロケット・カウル)。いかにも80年代な(恥ずかしい)名前や、TRTやRCは横浜銀蠅を思わせる遊び心満載のグループだ。さらになめねこ風ステッカーやハイネックシャツ、観光地ペナントなどの80年代テイストがあふれるジャケットは漫画家おおひなたごうが担当している。
もう20年、30年前となってしまった1980年代は、仲村トオル主演の映画『ビー・バップ・ハイスクール』が公開されるなどしたヤンキー文化隆盛の時代。お礼参り、スケバン、メンチを切るといったキーワードの数々に思い出が刻まれている人も結構いるかも? そんな熱い青春の思い出がぎっしり詰まった1枚だ。
「ヤンキー・ロックス NON STOP MIX」は12月15日発売 価格: 2,400円(税込み)