サンタクロース姿のホリエモンが熱唱!俊敏なダンスも披露!?
22日、銀座の博品館劇場で舞台「クリスマス・キャロル」初日会見が行われ、ミュージカル初出演となるホリエモンこと堀江貴文、安田美沙子、宮下雄也(RUN&GUN)、本作のエグゼクティブプロデューサーを務める片岡義朗らが出席し、けいこ風景が報道陣に公開された。以前から話題になっていた堀江の歌い踊る姿がついに解禁だ。
ライブドアの社長時代、「愛は金で買える」という言葉が一人歩きし、拝金主義の申し子のように言われてきた堀江にとって、金の亡者であるスクルージ役はまさに絶妙ともいえるキャスティング。そんな堀江について片岡は「なぜ堀江さんなのかということはよく言われました。確かに何でもお金で買いあさる人だというレッテルを世間的に貼られている人ですが、わたしたちはそうは考えていない。『お金で買えないものがあった』と自分を見つめ直すスクルージというキャスティングは社会的にインパクトがあると思います。堀江さんの役者ぶりをぜひとも見ていただきたい」とキャスティングの意図を説明した。
この日の堀江は老人のスクルージのメイクで、サンタ衣装で登場。「(本作の原作のイギリスの文豪)ディケンズが手掛けたテーマは、意固地になるなということ。変わりたいと思って心を開けば自己改革ができるということだと思います。他人と触れ合えないということは誰もが抱えている問題です。この物語を見て、自分自身を見つめ直して、過ごしたいと思っていただけたら」と本作の見どころについてコメントした。そして本作は安田にとっても舞台デビューとなるが、「舞台は初めてでプレッシャーがあったんですが、堀江さんがいてくれて心強いです(笑)。けいこの後はみんなをご飯に連れて行ってくれたりと、みんなのお父さん的存在でした」と堀江との共演に笑顔になっていた。
その後、報道陣に公開されたけいこでは、歌い踊る堀江の姿が解禁に。本作で役者デビューとなる堀江の歌声は、予想以上に朗々と響き渡り、さらにダンスの動きも俊敏。それはまさに役者・堀江貴文の誕生を実感させられるような楽しさに満ちあふれていた。今回の舞台版では、原作で商人だったスクルージが、IT企業の社長という設定になっているのも特徴。劇中には「プロ野球球団やテレビ局を買おうと思ったが、大人の事情でやめたよ」というような、思わずニヤリとしてしまうようなセリフもあるなど、楽しさに満ちあふれた舞台になっている。
舞台「クリスマスキャロル」は12月26日まで博品館劇場で上演中