絶対にダメ!『アバター』が今年最も違法ダウンロードされた映画のトップに!
今年最も違法ダウンロードされた映画のトップ10が報じられ、世界最大の興行収入を記録したジェームズ・キャメロン監督の3D映画『アバター』が、違法ダウンロードの世界でもトップに君臨したことがわかった。
報じたハリウッド・レポーターなどによれば、このランキングはファイル共有ソフト「ビットトレント」に関するニュースを配信しているブログTorrentFreakが発表したもので、『アバター』はこの1年で1,658万回もトレント関連のサイトからダウンロードされた。この数字は昨年違法ダウンロード数1位だった映画『スター・トレック』の1,096万回を上回る記録になる。劇場に足を運ばなければ、体験することが難しい3D映像は、ネット上での海賊行為を減少させるのではと期待されたが、その効果はなかったようだ。
次いで2位にランクインしたのは、映画『キック・アス』でこちらも1,140万回と『スター・トレック』以上のダウンロード数となっている。皮肉なことだが、興行成績では比べ物にならない大ヒット映画の次点につけたことが、本作の人気を証明する結果となった。また、3位には映画『インセプション』がランクイン。こちらもDVDが発売されたばかりでの上位入りとなっており本作の人気を証明している。
全体的には、やはり観客からの話題を集めた作品がランクインしている印象のあるトップ10となっているが、いくら人気の証明とはいえ、許可なくコピーした映像をダウンロードするのは完全な違法行為。来年は違法ダウンロード数がゼロになることを願ってやまない。TorrentFreakが発表したトップ10と違法ダウンロード数は以下の通り。
1位『アバター』 1,658万回
2位『キック・アス』 1,140万回
3位『インセプション』 972万回
4位『シャッター アイランド』 949万回
5位『アイアンマン2』 881万回
6位『タイタンの戦い 』 804万回
7位『グリーン・ゾーン』 773万回
8位『シャーロック・ホームズ』 716万回
9位『ハート・ロッカー』 685万回
10位『ソルト』 670万回