マイケル・ジャクソンさんの遺族、検死の再現を扱ったテレビ番組を放送中止に
第53回グラミー賞
マイケル・ジャクソンさんの遺族が、マイケルさんの検死を扱ったTV番組の放送中止を要求していたことがハリウッド・リポーターによって明らかになった。
これは、来年の1月13日にイギリスのディスカバリー・チャンネルで放送予定のマイケルさんの検死の再現を行う特別番組に対して、マイケルさんの遺族が不快で、無神経な行為として、ディスカバリー・チャンネルの親会社であるディスカバリー・コミュニケーションズのCEOデヴィッド・ザスラヴに、放送中止の要求を手紙に託して送りつけていたようだ。
今回、この手紙を送ったのはマイケルさんの遺族の代表で、さらに共同遺言執行者でもあるジョン・ブランカとジョン・マクレーンの二人で「この番組を放送するというあなた方の決定は、驚くほど悪いテイストのものであり、さらにマイケルの遺族に対して無神経なものだ。これは単にマイケルの死に関しての興味半分な探索であり、番組はまるで信憑性のある医学的見解として、世間を騙そうともしている」との辛辣な言葉を記している。
さらに彼らは、この番組の宣伝広告に使用されていたものに対しても遺憾の意を示しているが、その一方で、この手紙についてディスカバリー・コミュニケーションズは未だコメントを残していない。現在、この番組を放送中止させることに賛同したマイケル・ジャクソンのファン9,000人が、インターネットを通して放送中止を嘆願する署名を行っているそうだ。