今年のカンヌ国際映画祭審査委員長にロバート・デ・ニーロが就任!
2011年5月に開催される第64回カンヌ国際映画祭で俳優ロバート・デ・ニーロが審査委員長を務めることになったと映画祭事務局が発表した。
昨年はティム・バートン監督が、そしてその以前にはクエンティン・タランティーノ監督やショーン・ペンなどそうそうたる面々が務めてきたカンヌ国際映画祭審査委員長に、今年は映画界きっての名優が就任することとなった。今回のオファーについてデ・ニーロは「世界で最も長い歴史を持ち、最高の映画祭であるカンヌ国際映画祭に参加することは、わたしにとってまたとない素晴らしい機会です」と語った。
また1980年代に2回審査委員長を務めた経験をもっているデ・ニーロ。「自分にとっても、他の審査員にとっても、この役目は簡単なものではないとわかっています。しかし、審査員長を務めることを非常に光栄に思い、また大変うれしく思っています」と責任を持って作品審査にあたることへの決意と喜びも述べた。
今年はゴールデン・グローブ賞の生涯功労賞にあたるセシル・B・デミル賞を受賞することも決定しており、映画人としての功績を今まで以上に称賛されている印象のあるデ・ニーロ。カンヌでは、彼の審査の下どのような傾向の作品群が選出されることになるのか、注目したいところだ。
第64回カンヌ国際映画祭は2011年5月11日から22日まで開催される。