「まんが日本昔ばなし」が初のDVD化決定!子どもと一緒に楽しめる物語が全60巻、240話!
1975年から1994年まで放送されたアニメ「まんが日本昔ばなし」が、今年4月より続々とDVD化されることが明らかになった。約20年間の長きにわたって放送された同シリーズがDVD化されるのは初めてのことで、まさにファンが待望の企画だ。
こちらは童話がモチーフ! 映画『塔の上のラプンツェル』場面写真
同アニメは「桃太郎」「浦島太郎」といったメジャーなものからマイナーなものまで、日本各地に残る民話をアニメ化したもの。市原悦子と常田富士男がすべての登場人物を2人で演じ分けており、その独特のナレーションに聞き覚えのある人も多いはず。2005年からデジタルリマスター版が再放送されているが、まとまったソフト化は放映終了後の1995年から2005年にかけて発売されたVHSのみだった。
シリーズ初となるDVDは、第1弾として今年4月に「まんが日本昔ばなし DVD-BOX 第1集・第2集」を発売予定。同時に単品でも発売され、それぞれ1巻に4話を収録している。その後、8月と12月にも10巻ずつ、2年間にわたって60巻(240話)を発売する。計240話が収録される予定で、これはVHSのちょうど2倍。だが、シリーズ全体では1468話があり、今回DVD化されるのは20パーセントに満たないというから驚きだ。
全話を収録する予定は今のところないらしいが、売り上げ次第では今後も巻数を増やしていくかも? 文化庁優秀映画作品賞など多数の受賞歴があり、子どもに安心して勧めることのできるアニメだけに、今回のDVD化を待ち望んでいたファンも多い。第1弾発売分には「カチカチ山」「桃太郎」などの有名どころの作品が収録されているので、試しに買ってみるというのも一つの手かもしれない。
DVD「まんが日本昔ばなしDVD-BOX」第1集(第1巻~第5巻)・第2集(第6巻~第10巻)は4月1日発売 価格:各1万4,700円(税込み) 発売元:愛企画センター、毎日放送 販売元:東宝