人気歌手プリンスとマドンナが、長年の険悪な関係に終止符を打った?
アメリカの2大人気歌手プリンスとマドンナが、長年いがみ合っていた関係に、ようやく終止符を打ったようだとRollingstone.comが伝えている。
Rollingstoneによると、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われたチケット完売のプリンスのコンサートをマドンナがセレブ用の特等席で鑑賞。彼女がいるのを知っていたプリンスが「マドンナのコンサートのチケットは高いよね。僕のも高いよね!」とジョークを言った後に、マドンナの名前呼んで観客として来ている彼女に感謝の意を示したことで二人の関係がとても和やかなものに見えたという。
かつて二人は、1985年に短い期間だが付き合っていた過去があり、さらに1988年にはマドンナがリリースした「ライク・ア・プレイヤー」のアルバムに収録されている「ラブ・ソング」という曲で、彼らがデュエットしていたこともあった。だが90年代に入り、マドンナがあるインタビューでプリンスのことを"リトル・トロール"(小さな妖精の一種)と小馬鹿にしたうえに、さらにプリンスとデートした際に「彼がディナーを食べなくて、優雅に紅茶だけを飲んでいたわ」と皮肉り、「わたしは食事をちゃんと取らない人々には、イライラさせられるの」とこけ落としてもいた。
するとプリンスの方も、養子と出産で沢山子どもを抱えていたマドンナに「僕にはどうしようもないくらいヒット曲がある。僕のヒット曲の多さは、マドンナの子どもよりも多いくらいだよ!」とやり返していたこともあったが、長い期間を経て、どうやらお互いが和解したようだ。この一時代を築き上げた才能ある二人が、はたして再びデュエットすることはあるのだろうか?