友近、ミュージカル初出演!あの名作「アニー」に元宝塚トップスターと舞台に立つ
丸美屋食品ミュージカル「アニー」の制作発表会見が26日に汐留の日テレホールで行われ、アニー役の近貞冬奈と高地杏美、お笑いタレントの友近、元宝塚トップスターの香寿たつきと彩輝なお、徳永邦治、目黒祐樹、太田彩乃、そして総勢26人の子役たちが登壇した。意地悪な孤児院の院長を演じる友近が、アニー役の2人に「思い切りイジめてください」とねだられて苦笑する場面があった。
今回注目が集まるのは、お笑い芸人ながらキャストに大抜てきされた友近。「芸人なので本当はバラエティーを毎日やっていきたいが、『アニー』はバラエティーをけってでもやらせていただきたいお話だったので、すぐ返事をしました」と出演が決まった喜びを満面の笑顔で語った。演じる孤児院院長のミス・ハニガンは、アニーを陥れようとする意地悪な役ということで、「今から役づくりをしたいですがアニー役の2人がかわいい。なので、この子ら何考えてんねんって腹立つところを見つけながら、嫌いになれたら良い演技ができると思います」と芸人らしいコメントで会場を沸かせた。
またアニー役の2人に「友近にイジメられたらどうする?」という質問が飛ぶと、近貞は「友近さんにすごくあこがれているので、思いっきりお尻を叩いてもらって大丈夫です! 西尾一男さんのネタが大好きです!」と友近の持ちネタにふれ、お笑いファンであることを告白。一方の高地も「わたしも友近さんが大好きで、皆でテレビを囲んで見ています。わたしのことも本気でたたいていいし、いろいろ言ってもらっていいです!」とキツいイジメを自らおねだり。これには友近も苦笑しながら「本気でやるで。嫌いにならないでね」と返すのがせいいっぱいだった。
本作は1933年のニューヨークを舞台に、両親に会いたいと願う孤児院育ちの少女アニーと、彼女を取り巻く善人や悪人などさまざまな人たちの間で起こる出来事を描いた感動物語。
丸美屋食品ミュージカル「アニー」は東京・青山劇場で4月23日~5月8日まで上演