ジェームズ・キャメロン監督、日本のSF漫画「銃夢」の実写映画化『バトル・エンジェル』を自ら監督を明言
映画『アバター』や『ターミネーター』シリーズなどのハリウッドの大作を手掛けてきたジェームズ・キャメロン監督が、木城ゆきと原作のSF漫画「銃夢」の実写化作品『Battle Angel』の監督を、他の監督に譲らずに自分でメガホンを取りたいと主張していることがDarkhorizons.comによって明らかになった。
ジェームズ・キャメロン監督映画『アバター<特別編>』写真ギャラリー
これはジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務めた新作『サンクタム(原題) / Sanctum』の宣伝で、Collider.comの取材に彼が答えたもので「『Battle Angel』はまだ製作予定だ。僕は次の約5年間は、『アバター』の続編でものすごく忙しいから、この『Battle Angel』については、他の監督に委ねようかと検討したことがあった。だが、僕はこの作品が持つ重厚な世界観が大好きで、誰にも委ねられないと思ったんだよ。おそらく(全9巻の中から)最初の4巻が中心のストーリーになると思う。だから、モーターボールの描かれていた3、4巻と、1、2巻のストーリーが映画に含まれることになるだろう」とコメントを残している。
「銃夢」は、ガリィと名付けられた全身サイボーグの少女が、「機甲術」と呼ばれるサイバネティクス(通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うとした学問)格闘技術を駆使して、自分の記憶を取り戻すために闘いに身を投じていくというアクション作品。
あのジェームズ・キャメロンがどんなに時間をかける掛けても、自ら『Battle Angel』を監督したいと思っていることは、日本の同作品のファンにとっても喜ばしいことかもしれない。